おすすめポイント！
2016年春夏コレクションよりデビューした、注目のドメスティックブランド“HAND ROOM（ハンドルーム）”。厳選した上質な素材と、洗練されたパターンメイキングを駆使したコレクションは、こなれた価格なのに大人を満足させる出来栄え。そんなHAND ROOM（ハンドルーム）が、いよいよバッグをリリースしました。でも、普通のバッグではございません。メイド・イン・ジャパンにこだわるブランドですから、バッグだって日本を感じさせるプロダクトに仕上げています。今回届いたバッグは、「酒袋（さかぶくろ）」と呼ばれる造り酒屋で「もろみ」を入れてお酒を絞り出すのに用いられる生地を使用したトートバッグ。シャトル織機で織られた平織の生地は独特なしっとり感とユルさがあり、使い続けていくと味わいが出てくるエイジングを楽しみたい大人にピッタリのバッグなんです。細かなトコロにも拘っており、バッグの開口部にはセルビッヂ（生地端）が使われており、中にモノを入れると自然と内側に折れ込んでくれます。いわゆるカタい帆布素材のバッグの様に、嵩張らないので容量に応じてカタチを変化させることが出来ます。このバッグのデザインポイントは、補強の意味と、アクセントとしても用いられる、底部分の袴（はかま）と呼ばれる仕様に見せかけたネイビーの切り替え。実はコレ、顔料系のラバープリントで切り替えた、ユニークなデザイン。袴を付けるとバッグが重たくなってしまい、堅さも生まれてしまうので、酒袋生地の雰囲気が台無しに。だから、ラバープリント。しかも汚れも目立ちにくくなってくれるという、一石二鳥のディテールなんです。肩に食い込みがちなショルダーストラップも、柔らかい酒袋生地を巻いたクッション性のある細めのストラップにしているので、洋服を傷めにくく背負っていてもエッジが痛くなりにくいんです。表にはデニムのバックポケットの様な大きいポケットが付属しており、携帯電話や2つ折り財布などすぐ取り出したいモノを入れておくのに便利。内側に縫い付けられたブランドネームは、型押しした鹿革を使用するなど、本当に細部までこだわっています。シンプルでありながら、よく見るとHAND ROOMらしさが詰まったトートバッグ。これだけ語れて、この価格というのは反則です。
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